エアコンをお手軽に処分する方法!

壊れたエアコンの処分をしたいのだけれど、処分方法が分からない!
取り外しなどもしないといけないし、どうしたらいいの?
エアコンの寿命は10年と言われています。
壊れたエアコンを処分するには適切な方法で処分しないと、トラブルになりかねません。
そこで今回はエアコンの処分方法を解説いたします。

新しく買う電気屋などで回収して依頼する。

エアコンを新しく買い替えるのであれば、購入する電気屋さんに壊れたエアコンの引取りもお願いするのが1番お得で楽に処分できます。
料金は電気屋で違いますが、およそ3,000円~8,000円ぐらいで引き取ってもらるでしょう。
たまに、回収を行っていない電気屋もあるので、購入前に聞いておくと良いでしょう。

デメリットは、日時が限定される事が多いです。
どうしても、業者のスケジュールに合わせないといけない為、なかなか都合を付けにくい場合が多いです。

家電リサイクルで処分する。

正直オススメはしませんが、ご自身で処分する方法です。

エアコンを取り外す。

ご自身で処分するには、エアコンを自分で取り外さなければなりません。
取り外すのは、結構難しいので、オススメできませんが、取り外し方をご説明します。

ポンプダウン

ポンプダウンとはエアコン内のガスを室外機内に閉じ込める作業の事です。
エアコン内にはフロンガスが大量に入っている為、このポンプダウンを行わないと外に放出させてしまいます。
このフロンガス(温室効果ガス1種)は危険なのはもちろんの事、環境にも悪影響を及ぼす事から、適切に処理するように法律で定められております。*(フロン法)
仮にポンプダウンを行わずにエアコンを取り外すとフロンガスが大気中に溢れ出し、オゾン層の破壊、地球温暖化につながってしまうと言われています。
>>>経済省 フロン排出抑制法>>>

ポンプダウン方法

1、室外機のカバーをドライバーで外す。
2、2本の配管のバルブキャップを外す。
3、送り側(配管の細い方)の配管バルブを六角で閉める。
4、エアコンを強制冷房運転で動かし、2~3分動かし続ける。
5、受け側(太い配管)の配管バルブを閉める。
6、速やかにエアコンを停止する。

冷媒ガス回収確認方法
サービスポート(太い配管の室内とは逆の方にある接続部分)の穴の真ん中に細い棒のような物があります。
このピンをレンチなどで押し出すとガスが出ます。ポンプダウンに成功していると、僅かにガスがシュと出た後、次第に音が聞こえなくなります。
ポンプダウンに失敗していると、もの凄い勢いでガスが噴出し続けます。この場合はポンプダウンが上手く出来ていないので、「強制冷房運転」からやり直して下さい。

ポンプダウンの作業を誤ると、フロンガスが溢れ出したり、最悪爆発の危険もあります。
できれば、プロにお願いするのが良いでしょう。
また電源が入らないエアコンもポンプダウンが出来ない為、業者へお願いしましょう。

電源プラグをコンセントから抜く

ポンプダウンが終了したら、もう電源は必要無い為、室内機側の電源プラグをコンセントから外して下さい。
また、後ほど電源コードを外しますので、感電しないように必ず抜くようにして下さい。

室外機を取り外す。

各配管をスパナなどを使って取り外します。
結構強く締め付けられているので、外せない時は、ニッパーなどで切って外しましょう。

次に電源コードをニッパーなどで切ります。
切る前に必ず、室内側のコンセントプラグがきちんと抜けているか確認して下さい。
抜けていないと感電する恐れがあり大変危険です。
これで、室外機の取り外しができました。

室内機を取り外す。

次は室内機の外し方をご説明します。
先ずは室内機側の配管のカバーや被覆などをカッターで切って配管がむき出しになるようにします。

2本の配管がつながっているジョイント部がありますので、スパナ等を使って外します。
ここもかなり固く締められているので、取り外すのが難しいようなら、切りましょう。
切る時の注意ですが、次もエアコンを使う予定がある場合や譲る場合、買取などを検討している場合は切る場所を間違えたら、使用不可になる為注意が必要です。
処分の場合はどこを切っても問題ありません。

次にドレンホース(白いホース)などを切っていきます。
電源コードも切ります。

すべて切り終えたら、いよいよ室内機本体の取り外しです。

室内機本体を取り外す。

室内機の取り外し方は、メーカーや設置場所で多少違いはありますが、概ね同じです。
室内機本体下部に△印や〇印がついている部分を指で押しながら、室内機本体をゆっくり手前に引っ張ります。△印や〇印の部分にツメがついていてプレートにロックされているので指で押してロックを外す事で本体が外せます。
本体下部が外れたら、本体を上に持ち上げ、壁から外します。本体上部はプレートに引っかかっているだけですので、簡単に外せます。

室内機の取り外しは少々コツがいるので、事前に調べておくと、スムーズに外せると思います。

配管を取り外す。

室内機を取り外したら配管だけが、壁に残った状態になっていると思いますので、配管を取り外しましょう。
配管類を取り外したら壁に穴は開いたままになっているので、配管用パテなどで塞いでください。
パテはホームセンターなどで売っています。

エアコンの取り外しは、ご自身で作業するのはなかなか難しいと思います。
無理に取り外しそうとしたら、感電や本体の落下など、大変危険です。
事前にしっかり調べて、不安があるなら業者にお任せしましょう。

取り外したエアコンを家電リサイクルで処分する。

エアコンは家電リサイクル対象品です。
決められたルールでリサイクルしなければなりません。
では、鹿児島で家電リサイクル対象品をどうやって処分するのか?
その方法をご説明します。

家電リサイクル券を購入する。

郵便局で家電リサイクル券を購入します。
家電リサイクル料はメーカーなどで金額が変わる為、メーカーなどを事前に調べて置きましょう

家電リサイクル料は下記のサイトより調べる事ができます。

エアコンを指定搬入企業へ運搬する

家電リサイクル券を購入したら、エアコンを指定業者まで運搬しましょう。
室内機だけではなく室外機も一緒に運搬します。
車輛は軽バンや軽トラックを用意すると便利です。

搬入場所ですが、鹿児島市の場合は(株)荒川 へ搬入します。
事前に連絡しておくとスムーズです。

(株)荒川 南栄事業所
〒891-0122 鹿児島市南栄4丁目15-2
(099)263-5568

【EKOLA】ではエアコンの無料回収を行っております。

不用品回収業者も取り外しから処分まで行っている会社が多いです。
処分までお願いする場合は取り外し料は無料でしてもらえる業者が多いです。
リサイクルショップEKORAでも取り外しは無料で行っておりますので、ご相談下さい。

エアコンの取り外しは、作業は簡単ではありますが、フロンガスの流出などの懸念からご自身でするのは、オススメしません。
もし、作業する場合は自己責任で行って下さい。

処分を検討している場合は不用品回収業者にお願いするのが最も効率が良いでしょう。

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